によって 三浦 展

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内容紹介 デベロッパーが儲けるための謳い文句や、毎年コロコロと変わる住みよさランキングではわからない！ 首都圏在住者への大規模調査とフィールドワークを通じてわかった「これから本当に伸びる街」とは？まったく忖度なしの徹底予測。 クリエイティブ・サバーブの可能性を提言！ ◎目次◎ 序章埼玉と「東京北側」の逆襲 金持ちのための都心再開発に対して郊外はどうする？／23区では若い未婚者が減り、40代の既婚者が増えた／ワーカブルと夜の娯楽／夜の娯楽の主役はママである／埼玉が東京から人口を奪う／移住者に対して寛容な埼玉／埼玉に戻ってきた真性団塊ジュニア／足立区、荒川区などが独占する「地価上昇ベストテン」／「東京北側」が注目株／人気上昇する北千住／吉祥寺より日暮里がよい／東京北側には名区長が多い／埼玉は「無印良県」か？／埼玉に住みたい人は勝ち組志向よりシンプル志向／「翔んで埼玉」で選ばれた知事は政策通の論客／埼玉と「東京北側」の逆襲が始まる！ ＊「住みたい郊外調査」調査概要 第１章 これからまだ成長する郊外はどこだ!? 子育て世代の人口が増える武蔵野線沿線東北部／男性は東京北側で、女性は南側で増える／未婚の男女は出会わない／子どもが増える印西市やつくばエクスプレス沿線／23区を取り囲む女性就業ゾーン／財政力が高い南武線沿線に注目!!／商工混在の下町的なミックス感が人気か？／コスパが良いから共働きに便利／山の手には専業主婦が多い／郊外でコワーキングをする時代／東京北側で増える外国人 視点１【夜の郊外】大宮でアラサー女子と銭湯に入り、鰻の肝を食らう 夜の娯楽の街・大宮／一の宮通りは古着屋街／水商売らしき女性が集まる大衆食堂／西口に銭湯がまだあった／女性が欲しいのはおしゃれな店ではない 第２章23区から人口を奪えるのはどこか？ 「東京北側」が発展する仮説を検証／女性が特に好きな横浜市青葉区、川崎市中原区／人口調整すると港北ニュータウンが１位／人口調整後に上昇する街と下降する街／住みたいけど住めない国立市、武蔵野市、三鷹市、大宮区／取手や座間ならすぐに住める／23区から人口を奪えるのは地方である／調布、狛江、和光、草加、所沢に戻りたい23区民／立川に住みたい人はゼロ／23区への「ステップアップ」で人口を奪われる街 視点２【駅前集中型再開発の終わり】京王線、小田急線はどこまで発展するか 調布や府中が「理想的郊外住宅地」だった／別荘地だった調布／国際的に活躍する建築家が調布に／増える空き家を自転車でネットワークする／京王線沿線の新しい動き／駅前集中型から沿線分散型へ／中央線の魅力は沿線全体の力／西国分寺にびっくりするとは！／小田急線もがんばり始めた 第３章台頭する新しい拠点～居住地別に見た「住みたい郊外」～ 和光市が台頭／千葉市より船橋市が人気、市川も強い／政令指定都市の住民は外には出たくない／海老名、船橋が人気／各地の定住意向率は高い／春日部、厚木は他の都市に人気を奪われている／印西市に住みたいのは茨城県民／東洋経済「住みよさランキング」の不思議／変動しすぎるランキングはおかしい 視点３【郊外に根ざした開発】川崎の工場地帯をクリエイティブな街に変える 駄菓子屋に来てくれ／人が歩いて楽しい街になるように／自宅を寺子屋にする／世田谷と変わらないです／廃業した銭湯をアートスペースに／簡易宿泊所をクリエイティブ拠点に 視点４【郊外内の格差】横浜の「南北問題」はカジノで解決できるか？ 港北区は人口増だが、金沢区、旭区、港南区は過去10年減少／港南区はほぼすべての年齢コーホートで減少／川崎、湘南、小田急線に人口が流出 第４章仕事が選べる街に住みたい～結婚・子ども・雇用から見る～ （１）未婚既婚・子どもの有無別・居住県別の住みたい郊外 埼玉県： 越谷、川口、和光も人気／千葉県： 中心は船橋へ／横浜市：子どもができたら港北ニュータウンへ／横浜市以外の神奈川県：中原区・高津区、相模原、海老名が人気／三多摩： 既婚子あり世帯では西東京市がトップ！ （２）女性正規雇用者、専業主婦、パート・アルバイトが住みたい郊外 正規雇用：利便性志向強く、さいたま新都心や船橋ブロックを好む／専業主婦：青葉区大好き、交通利便性志向は弱い／子どものいない専業主婦こそが住みたい街を決める！／パート・アルバイト女性：越谷が好きなのは勤め先がたくさん選べるから？ （３）未婚既婚、正規・非正規、子どもの有無別の分析 未婚・非正規雇用女性はバイト先の多い越谷、川口、武蔵野市が好き／既婚非正規雇用女性は大宮、武蔵野、三鷹、海老名でパートしたい／既婚子あり正規雇用女性は働きやすい市川、横浜中心部を選ぶ （４）パラサイトか１人暮らしか 正規雇用未婚パラサイト女性は第四山の手が好きだが地方移住も想定／野毛が１人暮らし女性に好まれる／ヘイトスピーチを厳罰化した川崎の寛容性は女性にもやさしい 視点５【ショッピングモール化する街】吉祥寺は３周進んだラストランナー＊中道通り全店舗地図付き かつて世界で一番素晴らしかった通りの現状／通行人は増えたが流行を追うだけの店／街が良くなることを考えているか／吉祥寺は３周進んだラストランナーか!? 第５章「趣都圏」の誕生～消費と娯楽から見た郊外～ テイスト（趣味）で選ばれる郊外／余暇が読書、美術館の人は三多摩中央線で多い／所沢は美術館にも教育にも興味なし？／千葉ニュータウンや三多摩に住みたい人は読書好き／田園都市線と江戸川区は同程度／船橋、柏、越谷、松戸はギャンブル好き／春日部も田園都市線も趣味はカラオケ／千葉ニュータウンはゲームとマンガが好き／さいたま市はジョギング、サイクリング、田園都市線はゴルフが好き／千葉市で多い余暇はドライブ／居住地に見る階層性 視点６【消費する郊外】南町田グランベリーパークから見える、ブランドショッピングが好きな人々 公園と商業が一体化／ものすごく均質な客層／誰にとっても欲しいブランドがある 視点７【郊外の新しい人間関係】小金井の中央線らしい風土が生んだ懐かしい店、 顔の見える場所づくり ものすごく賑わっていた「はけのおいしい朝市」／コーヒーを屋台で売る／丸田ストアーは懐かしくて新しい／地域の方に愛されるストアー／顔の見える人間関係を大事に／新しい郊外のあり方 結クリエイティブ・サバーブの時代 新しい生き方をつくることがクリエイティブ／ハモニカ横丁的なものを郊外の住宅地にという発想／クリエイティブ・サバーブは郊外の中の下町にできやすい／東京北側で目立つクリエイティブ活動／寛容度と文化度がクリエイティビティを高める／下町ほど官能的である／空き家・空き店舗は地域再生のための宝の山／クリエイティブ・サバーブと下町ブームの関連／これからの郊外類型・４つのＣ／クリエイティブ・サバーブはどこに生まれるか？ まとめ～あとがきに代えて～ 男女の役割分業と都心‐郊外の分業／専業主婦の多い郊外と働く女性の多い郊外／ライフスタイルの多様化と居住地選択の多様化／「ワーカブル」と「夜の娯楽」／東京北側と埼玉の可能性 ◎著者プロフィール◎ 三浦展（みうらあつし） 1958 年新潟県生まれ。社会デザイン研究者。 1982 年一橋大学社会学部卒業。（株）パルコ入社。マーケティング情報誌「アクロス」編集室勤務。86 年同誌編集長。90 年三菱総合研究所入社。99 年カルチャースタディーズ研究所設立。消費社会、家族、若者、階層、都市、郊外などの研究を踏まえ、新しい時代を予測し、社会デザインを提案している。 著書に『下流社会』の他、本書との関連では『東京は郊外から消えていく！』『東京郊外の生存競争が始まった！』（以上、光文社新書）、『都心集中の真実』（ちくま新書）、『吉祥寺スタイル』（文藝春秋）、『第四の消費』（朝日新書）、『これからの日本のために「シェア」の話をしよう』（NHK 出版）などがある。 内容（「BOOK」データベースより） デベロッパーが儲けるための謳い文句や、毎年コロコロ基準の変わる住みよさランキングではわからない!首都圏在住者への大規模調査とフィールドワークを通じてわかった「これから本当に伸びる街」とは?まったく忖度なしの徹底予測。クリエイティブ・サバーブの可能性を提言! 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 三浦/展 1958年新潟県生まれ。社会デザイン研究者。’82年一橋大学社会学部卒業。(株)パルコ入社。マーケティング情報誌「アクロス」編集室勤務。’86年同誌編集長。’90年三菱総合研究所入社。’99年カルチャースタディーズ研究所設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る

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