幕末・維新人物伝 吉田松陰と高杉晋作 (コミック版 日本の歴史)

小中学生向けなら、よいと思う。自分には少し若すぎました。ただ大きな発見がありました。（不勉強ゆえ、今知ったまでですが）この頃より（江戸末期）より、外国人に日本がねらわれている、そういう状態が既にあったことです。学校の授業では、ただ鎖国をやめ外交開始、程度の話しに思っていました。最近になっていろいろ再勉強をはじめていますが、学校の勉強の大切さ（それが全てだと思ってしまう）と、本当の歴史を自ら知る大切さ（学校＝正しいではない、誰かに都合が悪いことは隠されている）、の両方を痛感しております。小さいころより夜遅くまで勉強させられた松陰は、子供ゆえ、ついに、どうしてと反発し、以下のように言われ危機意識に目覚め、猛勉強し、日本のためという志の道をすすんだようです。「日本は今、いてき（外国人）どもに狙（ねら）われておる！いざ戦となればこの長州藩も戦わねばならん！！お前はその時に軍学師範として指揮をとらねばならないのだぞ！！お前の学問が未熟で日本が外国人に蹂躙（じゅうりん）されれば、父上は殺され、母上は汚され、兄上は奴隷にされ、この叔父も殺されるであろう！！お前はそうなってもいいのか！？」余談ですが、吉田松陰の『留魂録』おすすめです。