妻、小学生になる。１巻 (芳文社コミックス)
によって 村田椰融
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10年前、妻を亡くした新島圭介はずっと失意の中にいた。だがある朝、小学生の女の子が、自分は他界した妻だと言ってやってくる。こうして、小学生の姿をした妻との人生が再び動き始めた！最強の愛妻家と小学生妻（中身はアラフォー）の究極の純愛！！描き下ろしマンガ「在りし日の貴恵と圭介」を収録！
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妻を亡くし母を亡くした父娘の元に、10年後輪廻転成した妻が10歳児として現れるお話。10年経っても寂しかった！再会できて良かった！というハートフルドラマなんですが、転生した妻が過ごした10年間の子供時代の人格は消滅しているのでモヤっとします。また旦那、娘のキャラがどうもぼんやりしすぎていて描き切れていない感が強かったです。とくに旦那キャラは「昼行灯の目立たないサラリーマンモブキャラ」のテンプレそのものでゲームのNPCのように用意された「妻を愛してる」を繰り返すだけのキャラクターで、生きた人間という感じがしない。その割に話のラストに急に「こんなに愛してる！」と絶叫初めて感動シーンの演技を始めるからますます違和感が跳ね上がります。作者がやりたい感動話はわかるものの、演技力、脚本力のない不出来な安物のテレビドラマを見せられている感じでした。多数が絶賛してるものの、私のように感じる人も確実にいる作品と思います。公平を期すための正直なレビューをば。
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